子供は静かに溺れる!!
連日暑い日が続く中、毎日子供達の水難事故のニュースに胸を痛めています。
我が家にも4歳の息子がいるので、子供のニュースには敏感になっており、悲しく辛くなるのが分かっているのに、ついつい記事に目がいきます。
小学生たちは夏休みに入り、この暑さで水場で遊ぶ機会も多く、川や海での事故が目立ちますね。
そして小学生以下だとプールでの事故が目立ちます。
プールの場合は海や川と違って流れがなく、溺れていてもすぐに助けれそうに思いますが、実際子供は溺れた時にドラマのように手足をバシャバシャさせることなく、静かにゆっくりと沈んでいきます。
だから周りも発見が遅れ、最悪の事態に陥ったりします。
大人と違って子供は『溺れる=死』というのが解らないのが原因かなと自分は思っていますが、「本能的溺水反応(instinctive drowning response)」と言う医学的なものもあり、興味があればググってみて下さい。
これは小さな子供だけでなく、小学生以降でもあり、私も子供のころに姉(当時11歳ぐらい)が海でボール状の浮輪を両手に掲げるような姿勢で、頭まですっぽりつかる深さで身動きせずにいる状態を目にしてます。
その時は父親がすぐに気付いたので、何も大事に至らずに終わりましたが、その時から静かに沈むというのがあるということはあると意識していました。
これはプールや海だけでなく、身近なお風呂でも起きうることで、子どもを湯船にいれて、ちょっと目を離した隙に溺れているという事もあるので、注意が必要です。
子供は一瞬で静かに沈むので、水場で遊ぶときは片時も目を離さないようにし、悲しい事故が少しでも減ることを願ってます。